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2011年 04月 10日
CD 「宙遊」
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4月8日の阿蘇山晴子パフォーマンス時に、流れた楽曲のCDです。

半年かけて、HAYAKAWA TETSUYAさんが作曲。
パフォーマンスのストーリー、一匹の雌虎の彷徨と成長を、30分ノンストップの楽曲が、
見事に支えていました。

以下は、ライナーノーツからTetsuya Hayakawaさんの文章を一部転載。

捨身飼虎の本来言わんとする身を犠牲にして相手のために尽くすというものは
西洋宗教にも似たような例を見ることができますが 今回は脇役として置いておき、
命の尊さをテーマに制作しました。
現代社会ではそのどちらも辛辣に響いていくテーマではありますが、虎にスポットを
当てた作品ということで、命というテーマを主題にすることによって音楽に深みを
出せたのではないかと私は思っています。

「幼虎演舞 ~ 律動 ~ 弧を描く ~ 絶望による合理的旋律」は同じメロディモチーフを使い
虎の成長の軌跡を感じられるようにしました。
また「Nawabari Beats ~ 夢来咲 ~ 捨身飼虎」も同じ東洋的モチーフを使い
釈迦の前身である薩多王子のテーマとして拵え、こちらも虎と絡んでゆくイメージの元としました。 
最後のシーンは劇中で使った7つのメロディモチーフと編成をメドレー方式で組み立て
世界を回っていくフィナーレになるように明るくも失踪感ある楽曲にしてみました。


このCDの売上は、Tetsuya Hayakawaさんを通じ、東日本大震災の義援金と
させていただきます。

阿蘇山晴子展「宙遊」は4月12日(火)まで開催。
CDは会場で販売中です。

by mmfa | 2011-04-10 14:27 | 展示情報


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