2012年 04月 28日
IMAGE【imagine】展 作品紹介- SYUTA
IMAGE【imagine】展作品紹介さいごは、SYUTAこと、三友周太さんです。

SYUTA 三友周太

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1月の個展「cell」で、細胞をテーマに光と影を表現したシリーズを発表したSYUTAさん。
今展も、その技法が使われています。
紙の裏側に彩色が施され、対象にその色が映り込み、たいへん美しく見えます。

インスタレーションのタイトルは、「Organization (組織)」

2012年1月にMAKII MASARU FINE ARTSで
開催した展覧会では、私たちの体を構成する最小単位の細胞“cell”をテーマに光と影を表現した
シリーズで構成しました。
細胞の中には、遺伝をつかさどる情報が組み込まれていて、その細胞が分裂することにより、
自己の遺伝情報を次世代へと繋いでゆき増殖を繰り返してゆきます。
個々の細胞は、遺伝情報に従い分化して、それぞれの組織を構成して、私たちの体の形を創りだして
ゆきます。
今年の私のテーマである光の影が照らす柔らかい色調は、直接的な物質のもつ色に、間接的な
光の影が映りこんでゆきます。
今回の作品は、CELLから組織へと構成することをイメージして制作しました。
さらに構成された組織は、今後は個体を創りだして行くことへと発展してゆくこととなります。
(Text/SYUTA)


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三友さんの作家活動のユニークさ、それはArtist/Pharmacist である事。
薬剤師としての職歴と思考・思考性が、作家性と制作に反映している点です。
圧倒的なヒューマニズムと、利他性。そして実験性。
個から、全体へ。結ばれ、つながる事。

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「Homo sapiens」
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Homo sapiens(ホモ・サピエンス)はラテン語で
「賢いヒト」または「知恵のあるヒト」の意味であり、Homo属(ヒト属)の唯一の生物種である。

Homo sapiens idaltu (ホモ・サピエンス・イダルトゥ;ヘルト人)はホモ・サピエンス・サピエンス;
現代人の直接の先祖であると考えられており、約16万年前の人類祖先のことであると考えられている。

ヒトは道具を使う唯一の生物であり、道具を使うことで人類は進化を遂げてきた。祖先より代々
受け継がれて来たDNAが進化し現在に至っている。
私の中で紙を手で千切ることは、道具を使わないことを意味しており、ヒト型を構成すること、
蛇腹状に繋いだヒト型はその受け継がれてきた進化を意味している。
手を使って道具を作ることで進化をしてきた、ヒトの行為そのものが、これらの作品の中には
込められている。
(Text/SYUTA)

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by mmfa | 2012-04-28 18:55 | 展示情報 | Comments(0)


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