2013年 01月 27日
SYUTA EXHIBITION 2013 AKAHANA 作品紹介
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赤は動脈、血の流れ。体を巡り命を繋ぐ。
花は咲く、花は命を繋ぐため、次の世代に繋ぐため。
赤はつながるヒトと人。




本年は赤をテーマにしました。赤は血の色、ひいては生命の繋がりを象徴する色です。


私達の体は、約60兆個の細胞から構成されていると言われています。ひとつの受精卵(細胞)が
2つ、4つ、8つと分裂を繰り返し、46回におよぶ分裂の過程で目や鼻、内臓、骨といった組織へ
分化して行きます。
遺伝子の中に、組織を構成するための情報が組み込まれています。遺伝子の情報は、細胞の分裂
とともに次の世代へと受け継がれてゆきます。
昨年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した、京都大学の山中教授のIPS細胞の研究は、この細胞の
情報をコントロールできるようにするものです。

1階の展示では、最近の私のテーマであるDNAや細胞の分裂を扱っています。
一個の細胞が増殖し、組織を構成し生命としての個に繋がっていくことを意図した展示にしました。

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フラスコの中からのびた赤い糸は天へと繋がり、芽として育ってゆきます。生物学的な遺伝の
情報として、細胞の分裂を意味しています。
そして、2階では天へと伸びた赤い糸は芽となり花となります。


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綺麗に咲いた花には虫があつまり花粉を運び、やがて次の世代へと遺伝子情報を繋いで行きます。
人は生物学的な遺伝情報の伝達のほかに、固体の意思を記憶の中に残すことができます。文学や
芸術を通して記憶の中の情報はヒトから人へと伝えられて、次世代へと受け継がれてゆきます。
本年は、生物学的な視点と記憶の中の情報について繋がることを考える年にしたいと思います。
[Text / SYUTA]

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by mmfa | 2013-01-27 22:40 | 展示情報 | Comments(0)


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