2014年 12月 06日
「Layer」作品紹介-1 下園雄輝/ 針生卓治
下園雄輝/Yuki Shimozono

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「phenomenon」




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「CRAWDS」





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「FD」




「どうやら自分は大きく俯瞰してみた自然というものに惹かれているのだと思い至りました。
美しい情景ではなく、畏怖すべき現象としてそれに心を捉えられているのです。

日本においては、この土地がもつ自然の脅威はこの国に住む人間ならば誰もが経験から知っています
それは神話の時代にあっては神として語られ、人々に自分たちへの戒めとして畏敬の念を忘れぬように語り継がれていったのでしょうか。

何かを畏怖することで人は原初的な道徳心を保っていられる気がします。

わたしは何かに畏怖するという感情を、自然の脅威を洞察することで補おうとしているのかもしれません。
そしてそれは、根源的に超越的な存在を感じるという人間の特徴の一部であるような気もします。」(下園雄輝)








針生卓治/Takuji Hariu



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「time to be repeated」





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「build」






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「continuousⅠ」、「continuousⅡ」





私は自分の作品は同じ時代を生きる人の価値観や感性とリンクするようなものであってほしい。作品だけで完結せず、観る人が自らの価値観や感性を作品に重ね対話することで完結するものであってほしいと考えています。その為、作品が必要以上に具象性を持たないよう心がけています。イメージを限定しすぎないようにすることで観る人が能動的に作品と対話できるのではと考えるからです。

私は作品をつくるにあたって「見る」ということを意識します。私の作品は「窓」、「本」といった人間の営みを象徴するものをテーマにしていますが、それらは実に多様性を持つものです。多くのモデルを目にし、インプットし、そのイメージを無数に重ねた中から、それぞれの作品に相応しいイメージをつくりだし、アウトプットするというのが私の制作工程です。作品も実際に絵具の薄い層や線を無数に重ね、無数のイメージを複雑に組み合わせたものです。観る人が望んだ時に、いつでも対話ができるような作品であること。移り変わる感情を伴う鑑賞と対話に耐えうるような作品である為に、単調ではない形と深みのある色彩を目指しています。(針生卓治)

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by mmfa | 2014-12-06 15:59 | 展示情報 | Comments(0)


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