2016年 06月 04日
「裸形の北風  Naked North Wind」、6月17日(金)より開催
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「裸形の北風 Naked North Wind from Tokachi」
池田 緑/白濱雅也/戸張良彦/半谷 学

2016年6月17日(金)-6月26日(日)
月・火曜休廊  12:00~19:00  最終日~17:00 


民間開拓によって今の姿がある帯広/十勝は独立独歩のフロンティアの気質に溢れる土地です。アートにもその気風は現れていて、大都市とは異なるアートシーンが展開しています。
層は厚くありませんが、意欲的に、その作風はそれぞれの思うがままに実践されています。そこには風土の自然を対象とする事だけではなく、制作姿勢やその表現方法などのストレートさにおいて「自然」という特徴が見えて来ます。現代アート特有の言い回しに慣れた目には十勝のアートは格別新鮮に映る事でしょう。ローカルなアートシーンについて感じ、考える事は日本のアートシーンそのものを考える事につながっているのです。
(Text/白濱雅也/美術家・今展企画者)




■■■■ TALK EVENT  ■■■■
「移住と地方でのアート活動」 6月18日(土) 14:00~
地方でのアート活動の実際というのはどういうものか、その可能性はあるのか 等、北海道をベースに活動してきた池田緑と、帯広に移住した白濱雅也が対談します。






作家紹介

池田緑  Midori IKEDA
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1943年生まれ。北海道教育大学卒業。80年頃より青空を背景にジーンズや鳥を配した心象的な絵画で注目を集める。その後ジーンズそのものを素材とした版画やオブジェ的な作品を発表、徐々に空間的な関心を高め、マスク、ダイモテープ、言葉などを用いた現代美術的な手法に移行する。
2002年道立帯広美術館、2010年、2015年道立釧路芸術館などで個展、2006年大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ参加、2011年帯広コンテンポラリーアート「真正閣の100日」を企画/実行委員長として開催、北海道や十勝アートシーンの重鎮的存在でもある。





白濱 雅也 Masaya SHIRAHAMA
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1961年岩手県釜石市生まれ、1988年多摩美術大学美術学部卒業。90年代より物語的な不条理絵画や立体を発表、故郷の被災と親類の死を機に、鎮魂と再生の意を込めた木彫神像に力をいれる。2012年リノベーション作品「と金」シリーズを発表、2012年越後妻有アートトリエンナーレはつがの家ディレクション担当。都美セレクショングループ展に企画が入選、2014年「祭、炎上、沈黙、そして…POST3.11」展を東京都美術館で開催、続編となる「光明の種 POST3.11」を原爆の図丸木美術館で企画/開催、好評を博す。2014年より帯広在住、ArtLabo北舟/NorthenArk開設、主宰。 






戸張 良彦 Yoshihiko TOBARI
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1955年東京都生まれ。1979年日本大学芸術学部写真学科卒。同年12月北海道帯広市に移住。スタジオバロス設立後、十勝平野の無限大の原風景をテーマに「風景の覚醒」(1998年)、「黒と白ノ覚醒図鑑」(2004年)他、覚醒シリーズを制作。2010年「十勝rera図鑑」、2013年道立帯広美術館企画展「道東アートファイル」に出品。2014年札幌国際芸術祭連携事業「表出する写真、北海道展」に参加。時空を越えたランドスケープを紙に定着させるため十勝に在住。大地の根源的なエネルギーを捉えんとするモノクロームの写真は評価が高い。





半谷 学 Manabu HANGAI
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1963年北海道帯広市生まれ、1988年武蔵野美術大学 大学院造形研究科修了。自然環境へのアプローチとなる作品を制作している。廃材を独自の技法で素材に再生して作品に取り入れている。近年は野外でのダイナミックな展示も多い。2013年半谷学展「再生、負のイメージから美のイメージへ」(渋川市美術館)、2015年中之条ビエンナーレ(群馬県)、半谷学展「WALK in ART」(帯広市民ギャラリー)、2016年「光明の種」(原爆の図・丸木美術館)、かがわ・山なみ芸術祭2016(香川県)、ほか国内外で多数開催。



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独立独歩の気風に溢れる十勝の現代美術作家を紹介するグループ展。
2週間後より、はじまります。
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by mmfa | 2016-06-04 18:55 | 展示情報 | Comments(0)


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