<   2012年 04月 ( 25 )   > この月の画像一覧

2012年 04月 28日
IMAGE【imagine】展 作品紹介- SYUTA
IMAGE【imagine】展作品紹介さいごは、SYUTAこと、三友周太さんです。

SYUTA 三友周太

e0184298_18172528.jpg

e0184298_18202990.jpg


1月の個展「cell」で、細胞をテーマに光と影を表現したシリーズを発表したSYUTAさん。
今展も、その技法が使われています。
紙の裏側に彩色が施され、対象にその色が映り込み、たいへん美しく見えます。

インスタレーションのタイトルは、「Organization (組織)」

2012年1月にMAKII MASARU FINE ARTSで
開催した展覧会では、私たちの体を構成する最小単位の細胞“cell”をテーマに光と影を表現した
シリーズで構成しました。
細胞の中には、遺伝をつかさどる情報が組み込まれていて、その細胞が分裂することにより、
自己の遺伝情報を次世代へと繋いでゆき増殖を繰り返してゆきます。
個々の細胞は、遺伝情報に従い分化して、それぞれの組織を構成して、私たちの体の形を創りだして
ゆきます。
今年の私のテーマである光の影が照らす柔らかい色調は、直接的な物質のもつ色に、間接的な
光の影が映りこんでゆきます。
今回の作品は、CELLから組織へと構成することをイメージして制作しました。
さらに構成された組織は、今後は個体を創りだして行くことへと発展してゆくこととなります。
(Text/SYUTA)


e0184298_18214295.jpg


三友さんの作家活動のユニークさ、それはArtist/Pharmacist である事。
薬剤師としての職歴と思考・思考性が、作家性と制作に反映している点です。
圧倒的なヒューマニズムと、利他性。そして実験性。
個から、全体へ。結ばれ、つながる事。

e0184298_18264211.jpg


「Homo sapiens」
e0184298_1828720.jpg


Homo sapiens(ホモ・サピエンス)はラテン語で
「賢いヒト」または「知恵のあるヒト」の意味であり、Homo属(ヒト属)の唯一の生物種である。

Homo sapiens idaltu (ホモ・サピエンス・イダルトゥ;ヘルト人)はホモ・サピエンス・サピエンス;
現代人の直接の先祖であると考えられており、約16万年前の人類祖先のことであると考えられている。

ヒトは道具を使う唯一の生物であり、道具を使うことで人類は進化を遂げてきた。祖先より代々
受け継がれて来たDNAが進化し現在に至っている。
私の中で紙を手で千切ることは、道具を使わないことを意味しており、ヒト型を構成すること、
蛇腹状に繋いだヒト型はその受け継がれてきた進化を意味している。
手を使って道具を作ることで進化をしてきた、ヒトの行為そのものが、これらの作品の中には
込められている。
(Text/SYUTA)

[PR]

by mmfa | 2012-04-28 18:55 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 26日
「IMAGE【imagine】」 作品紹介 - 増田悠紀子
IMAGE【imagine】展、作品紹介-2です。

増田悠紀子 Yukiko MASUDA


e0184298_16271054.jpg



1986年 生まれ、2011年東京藝大大学院美術研究科芸術学専攻美術解剖学修了の増田さん。

写真を使用し、かつ抽象度が高いところは西村伊央さんと共通しています。
その技法は独特で、オブラートへのプリント、パラフィン(石蠟)のドロッピングなどで
独特の感触が得られるように工夫されています。



e0184298_16283545.jpg




被写体は 花、とのこと。
「花」という直接のIMAGEから、まさに、imaginary な広がりを湛えた作品に。
 

写真をプリントしたオブラートの上に消臭剤を置く。消臭剤の水分がオブラートを
溶かながら蒸発していき、最後は色の粒が残るインスタレーション。

e0184298_1721039.jpg

(写真は、3日前に撮影したもの。今日見ると、消臭ビーズがさらに溶け、
地の色がより鮮明に見えてきていました。)



最近、飛蚊症という目の症状に悩まされるようになったことが制作のきっかけです。
これは、水晶体のなかの繊維や濁りが網膜に影を落とし、目の前を常に埃が舞っているように
見える症状です。その時、わたしの目のなかの手に取れないイメージも、物質のうえに成り立って
いることを実感したことから、このような作品制作をはじめました。
今回の作品はすべて写真を使い、それがなんらかの物質と合わさって変化する様をみせたいと
思っています。
入って右の壁にあるのは桜の写真ですが、裏側からパラフィンを垂らすことでその部分だけが
浮き上がって見えます。しかし、パラフィンを垂らせば垂らすほど、重なりあい、もとの画像は
ホワイトアウトしていきます。
その過程は、光が満ちれば満ちる程対象が見えにくくなってくることに似ていると思います。
オブラートにプリントした画像は、水を垂らしたことによりインクのシミに還元され、その上に
消臭剤を載せたものは時間が経つにつれ溶けて、最後は色の粒に変換されていきます。
今まで私たちが普通にみてきた風景を、新しい触感を伴って投げかけたいというのが、今回の
コンセプトです。
(Text/増田悠紀子)


e0184298_1713877.jpg




IMAGE【imagine】西村伊央/増田悠紀子/SYUTA
[PR]

by mmfa | 2012-04-26 17:17 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 25日
「IMAGE【imagine】」 作品紹介 - 西村伊央
IMAGE【imagine】展、本日より作品を紹介していきます。

西村 伊央 Io NISHIMURA


e0184298_1827971.jpg


e0184298_1828758.jpg


1984年生まれ、2011年東京藝大修士課程先端芸術表現修了の西村さん。

作品は、ごく簡単にいうと、抽象度の高い写真をグリッド状に構成して出来ています。
はっきりと何が写っているか捉えにくい1枚1枚の写真が、組み合わされる事によって
まさにコスミックな、身体にうったえる壮観な画面に。

その光の捉え方、煌くデコラティブ感は、いまを生きる若い女性を感じさせます。
しかし全体を捉える構成力、完成度の高さで、若さに堕さない、強度のつよい作品になっています。

「シンフォニー」という言葉が浮かびました。

e0184298_18291543.jpg


e0184298_18295085.jpg


画廊にいると、掛けてある作品の、周囲の空気が微かに振動している、と感じるような時があります。
西村さんの作品も、然り。画面から放たれた光や色が奏でるシンフォニーに、身体が共鳴するのです。



IMAGE【imagine】西村伊央/増田悠紀子/SYUTA
[PR]

by mmfa | 2012-04-25 18:53 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 22日
「IMAGE【imagine】」 オープニングパーティー
開催中の「IMAGE【imagine】」展より、昨夜のオープニングパーティーの様子です。


e0184298_1373590.jpg

e0184298_1383697.jpg

e0184298_1381883.jpg



ご来廊くださった皆様、ありがとうございました。
[PR]

by mmfa | 2012-04-22 13:12 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 20日
「IMAGE【imagine】」 展示風景
本日より、「IMAGE【imagine】」展が始まりました。


西村 伊央 Io NISHIMURA
e0184298_17105835.jpg



増田 悠紀子 Yukiko MASUDA
e0184298_17113863.jpg



SYUTA
e0184298_17115823.jpg


IMAGE【imagine】西村伊央/増田悠紀子/SYUTA
[PR]

by mmfa | 2012-04-20 17:26 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 19日
「IMAGE【imagine】」展 搬入中
「IMAGE【imagine】」展、ただいま搬入中です。

e0184298_17351046.jpg

e0184298_17331733.jpg


e0184298_17353630.jpg


明日20日(金)が初日。作家を囲んでのオープニングパーティーは、21日(土)17:00より。
お運びください。
IMAGE【imagine】西村伊央/増田悠紀子/SYUTA
[PR]

by mmfa | 2012-04-19 17:40 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 18日
「濃いめ ドローイング展」開催のお知らせ
5月、新緑の季節。増してゆく緑の深さのように、美味しく感じるお茶のように、「濃いめ」の
ドローイング展を開催します。


「濃いめ ドローイング展」
出展作家:久保田弘成、古池潤也、小山篤、澤井昌平
2012年5月8日(火)~5月29日(火) ※16日(水)、17(木)休廊

e0184298_15164745.jpg

本日、DMが届きました。
(DMデザイン/白濱雅也)


漁船や車を使い、圧倒的に巨大な立体作品を制作している久保田弘成、
実物大で精密に描写した野菜を配置し、文字を構成した平面を描く古池潤也、
夥しい線の集積により物の像を浮かび上がらせ、理解の過程を絵にする小山篤、
特定できない感情や世界を、生々しい線により湧き上がるように描きとめていく澤井昌平。


4名による、たっぷりと濃いめの競演、ご期待ください。
[PR]

by mmfa | 2012-04-18 19:07 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 17日
「DRAGON 安部田保彦展」終了
「DRAGON 安部田保彦展」、本日終了しました。

e0184298_19134881.jpg


安部田さん自身も、「毎回どこへ運ばれるか予想がつかない」とおっしゃっていた
会期中12回のライブペインティング。
日ごと変わる共演者と、生み出された龍はその回ごとに、様相を変化させました。
白い紙への最初の筆下ろしから、最後の止めまで、筆つぎの後、どこへ運ばれるか?
固唾をのんで見守る時間のなかで、はからずも
「生きる」は、こういう風な、、?と、頭をよぎる妙な会得がありました。
併奏者と呼吸をあわせ、時々の風をよみ、ふさわしい着地を繰り返すライブが集積し、
ライフになると。

e0184298_2243119.jpg


最後に描かれたDRAGONです。
[PR]

by mmfa | 2012-04-17 21:23 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 15日
「DRAGON 安部田保彦展」ライブペイント 後半戦3日目終了
「DRAGON 安部田保彦展」ライブペイント、後半戦3日目が終了しました。
今回が、会期中ラストのライブペインティングでした。

比類ない個性のヴァイオリンと日本人離れしたヴォイスで知られるヴァイオリニスト 太田惠資さんとの
インプロヴィゼーション。
e0184298_17401198.jpg

e0184298_17404253.jpg


ヴァイオリンはクラシックのものと、エレキヴァイオリン2種。
それらを使い分け駆使し生み出されたサウンドと変幻自在の声に満たされた会場で
演奏者と画家の一体感、演者と観客の一体感が、巨大な共鳴体に。
アジアの様々な国の、フラグメンツ・・たとえば竜巻の起こる砂丘、凍てつく湖、コーランの響く高山。
さまざまなイメージが生まれては消えていきました。

邯鄲の夢。そこからDRAGONがうねりと共に生まれ、翔けてゆきました。

e0184298_1844550.jpg


先週・今週末と連続で行われた、安部田保彦ライブペインティング。
回ごとに趣の異なるDRAGON(龍)の飛翔を観に、たびたび足を運んでくださった
お客様もいらっしゃいました。

ご覧くださった皆様、ありがとうございました。
[PR]

by mmfa | 2012-04-15 20:37 | 展示情報 | Comments(0)
2012年 04月 15日
4月15日ライブペイント 太田惠資×安部田保彦
「DRAGON 安部田保彦展」ライブペインティングイベント後半戦3日目。
ラストを飾るのは・・・


e0184298_1742789.jpg
[PR]

by mmfa | 2012-04-15 08:00 | 展示情報 | Comments(0)