2009年 12月 19日
開催中の展示 12月25日(金)まで
今年最後の展示も、残すところ一週間となりました。お運びください。

【1F】鈴木広志展「月ニテ、、、、人間人形ノ糸ヲ引ク」

服飾、舞台美術の仕事をしてきた鈴木広志の個展。
今展は、トランスジェンダーという視点から、人間の進化の新たな可能性を
意識し、「光・人形・超意識」をテーマに、人体がモチーフの彫刻、言語や
既成のモノを使用したインスタレーションを展開。
なつかしく、新しい、繊細な美意識に彩られた空間です。

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写真:「オウト軌道 : Hadaly series#01」 2009 ABS 樹脂、他 D300×W40×H200mm
幼い頃の体験からテーマを得た作品。

【2F】
日常のもの、ことをユーモラスに切りとり、
それを現代社会に巻き起こる奇妙な事柄と対比させる作家、Coppiの個展。
Coppiは、GEISAIマイアミ2008に出展、MatthewHiggs審査員賞受賞を
機に本格的に制作を開始しました。
彼女の作品は、自然体でユーモラスな語り口で、観る側の心も軽やかになり、
ふと微笑みたくなります。
画廊に来なければ呟けない「極東極秘つぶやき計画」とは?

同時期開催:個展「半径 数メートルの港」
(12月1日~2010年1月29日、ANA羽田空港北ピアラウンジにて)

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写真:「計算の果て」2009 キャンバス、アクリルガッシュ 162×130cm
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# by mmfa | 2009-12-19 12:38 | 展示情報
2009年 12月 09日
久保田弘成、神奈川県民ホールギャラリー「日常/場違い」展 参加

圧倒的に力強い巨大な立体作品や自身の背中を使った作品などを発表してきた
異色のアーティスト、久保田弘成。

彼が参加する、神奈川県民ホール開館35周年記念展「日常/場違い」が
いよいよ、12月16日から始まります。

展覧会では、東ドイツの自動車(トラバント)を使った立体作品《Berlin Hitoritabi》が
野外展示されるほか、その車を回転させるパフォーマンスも予定。必見です。

先日、大型作品の搬入があるということで、県民ホールへ行ってきました。
たくさんの方がお手伝いに来ていました。
洗車機を使った大型作品です。できあがりが楽しみです。

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写真:闇夜に浮かぶ洗車機の部品

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写真:力を合わせて共同作業

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写真:久保田さんと・・・

神奈川県民ホール開館35周年記念展「日常/場違い」
2009年12月16日(水)~2010年1月23日(土) 10:00~18:00
神奈川県民ホールギャラリーにて

「日常/場違い」展web
久保田弘成web

また、MMFAでは、来年1月8日より、久保田弘成の個展を開催します。
題して、「パリ、東京、ベルリン、コーク、久保田弘成の5年間 極東ドローイング展」
詳細は、近日アップ予定です。合わせて、ご覧ください。
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# by mmfa | 2009-12-09 20:08 | 関連作家
2009年 12月 07日
開催中の展示 12月9日(水)まで
「フライラウム 17 イン 浅草橋」を開催しています。
会期もあと数日となりました。お運びください。

「フライラウム」とは、ドイツ語で「自由な場所」を意味し、国を超えた美術家の交流を
目的とする芸術家集団名です。各国の美術家が、2週間ほど共同生活をし、作品を
制作するシンポジウムを、世界各国で巡回しています。

来夏、富津で「2010年フライラウム シンポジウム イン 富津(仮称)」を開催する予定です。

フライラウム 17 イン 浅草橋
フライラウムブログ

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写真:オープニングパーティーの様子。左側は日本人出展作家のみなさん。

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たくさんの方が来てくださいました。
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# by mmfa | 2009-12-07 19:31 | 展示情報
2009年 12月 01日
工房集「カレンダー原画展」
先日、東浦和にある工房集へ「カレンダー原画展」を見に行ってきました。

工房集は、埼玉県南部にある「みぬま福祉会」のアートスタジオです。
簡単に言うと、障害のある人たちがアーティストとして、アートを仕事にしている場所です。
「生きる」ことが「つくる」ことである彼らの、生命力あふれた根源的な表現を見ることができます。
今年2月に、マキイでも彼らの展示をさせていただき、好評でした。

工房集web
「工房集とその仲間たち展」 at マキイマサルファインアーツ

さて、原画展の作品を見ると、どれも作者の代表作と思えるものばかり。
2010年は集にとって、オリジナルカレンダーを作り始めて10年という記念の年。
原画の数々を見て、工房集の歴史に思いを馳せました。

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写真:左の壁に並んでいるのは、10年分のカレンダー。

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写真:見ていて、心がはずむ作品。

工房集カレンダーは、画廊でも販売しています。プレゼントにおすすめ。
今なら、ご購入くださった方に、記念ポスターがついてきます。

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集訪問のあと、足をのばし、北浦和の埼玉県立近代美術館へ。
常設展示室で、工房集のメンバーの作品が展示されています。

展示室の仕切られた一角に、ありました。工房集を代表する作者たちの珠玉の作品群。
それぞれ、美術家で集のコーディネーターをされている中津川浩章さんの言葉で
丁寧に説明されていて、とてもいい展示でした。

なかでも目をひいたのは、
工房集ができるきっかけとなった作者、佐々木省伍さんの「クリスマスツリー」。
画面いっぱいに勢いよく描かれた赤と青のライン。その繰り返し。
クレヨンで描かれているとは思えない、すがすがしい透明感。
生きる喜びあふれる、すばらしい作品です。

「MOMASコレクションⅢ-ミューズ・フォーラム:芸術と素朴-〈プリミティヴ〉なるものと現代-」
2010年1月24日(日)まで 埼玉県立近代美術館1F常設展示室にて
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# by mmfa | 2009-12-01 15:55 | 関連作家
2009年 11月 20日
開催中の展示 11月25日(水)まで
【1F】石川登写真展 disproportion

錆びれた遊園地を浮かび上がるようにして撮った「Day Dream」シリーズなどで
知られる写真家 石川登の個展。
今展では、高層ビルなど建物の先端を左右対称に撮影したシリーズを展示します。
端正な画面から感覚の微細な領域に、静かに入り込んでくる何か。

石川登web http://www.ishikawanoboru.com

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コンセプチュアルにも見える連作とミニマルなフォーマットは、厳格な思考を
思わせながら、そこには言語が介在していない。(中略)これは、標本なのだ。
石川が見つけ出した新種の視覚。都市が生み出した変異の造形。
標本それ自体は何がしかの意思を表明はしない。その小さな差異に鑑賞者が
意味を見いだすのである。(美術作家 白濱雅也文章より)


【2F】蜂屋未来展

ヒトの同一化、画一化をテーマに制作をしている、蜂屋未来の初個展。
自我とこの世界とが共同して作り上げるものを表現していきたいという蜂屋。
今展では、主に、綿布にアクリルで、女性の顔や身体の残像を描いた作品を展示。
情報化社会が孕む存在の希薄さを鋭くとらえた彼女の作品は、まるで、私たちに
寄り添うかのように、たしかに存在しています。

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写真:"girl n.1" 綿布、アクリル 102×102cm 2009

現在、武蔵野美術大学大学院修士課程日本画コース 在学中。
今展が初個展になります。
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# by mmfa | 2009-11-20 18:42 | 展示情報
2009年 10月 10日
開催中の展示 10月14日(水)まで
独自の乾漆技法を確立し、あたたかく包み込むような彫刻を制作している
村上保展を開催しています。

今展では、蝉の羽化にヒントを得たという蝶や蛾など“頼りなげなものたち”が
羽化する瞬間を閉じ込めた作品を展示。
展示室に入っていくと、ひっそりとした森の中にいざなわれるような感覚がします。
曲線が柔らかく、愛らしい表情が見え、あたたかな感情が沸いてくる作品です。

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写真:"羽化-降りた天蛾-" 2004 H125×W135×D115cm 乾漆 


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写真:"木に棲む魚" 2008 H12 ×W14.5×D20cm チーク
柳田國男著「遠野物語」のなかに、制作のインスピレーションを得たお話があるそうです。
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# by mmfa | 2009-10-10 13:33 | 展示情報
2009年 10月 01日
坂井千尋さん カップ入荷
坂井千尋さんのカップを、入荷しました。

アクリル棚が、画廊入口にできて以来、
坂井さんのカップも、人気ラインのひとつです。

白地に浮かぶ、黒い動物たち。
さらさら、さりさり・・・と いつまでも
撫でていたくなるやさしい感触です。

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写真:cup イヌ 表情のちがう3びきの犬が描かれているよくばりな一品

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写真:cup クマ 空を見上げるクマ。これからほえる・・のでしょうか?
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# by mmfa | 2009-10-01 19:41 | アクリル棚
2009年 09月 28日
開催中の展示 9月30日(水)まで
【1F】松下由紀子展「灰神楽 HAI-KAGURA」

「色気」を過剰にみせることをテーマに、木彫作品を制作してきたという松下由紀子。
今回は、トランス状態に陥ったさまざまな女の姿を彫り起します。
松下の作品は全体の迫力とはうらはらに、細部には彼女の美意識の高さを
うかがわせる気品が漂っています。

今回、初のブロンズ作品も展示。
イメージの源泉であるドローイングの生々しさとはちがい、
ブロンズの女性の顔は、穏やかで、どこか作家自身の面影をやどしています。

現在、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻に在籍。
将来が楽しみな作家のひとりです。

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写真:"灰神楽、あるいは花嫁"(部分) 樟に彩色 2009


【2F】The Autumnal Equinox -秋分- 鳥海茂雄写真展

『人の心の襞にしみこんでゆく写真を撮りたい』という鳥海茂雄。

今回展示している作品の多くは、坂本九「上を向いて歩こう」、植木等「スーダラ節」が
街に流れ、日本が高度成長へと走り出した1961年(昭和36年)発売のドリームレンズ、
キヤノン50ミリ F0.95を使って撮影。
写っているのは「失われた10年」と呼ばれる21世紀初頭の日本です。

人の目より4倍明るいという「ドリームレンズ」の描写は、
デジタルカメラでは表現できない独特の質感があります。
人の目では捉えられない光をあつめている所以なのでしょう。

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会期もあと数日となりました。ぜひご覧ください。
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# by mmfa | 2009-09-28 13:34 | 展示情報
2009年 09月 11日
開催中の展示 9月16日(水)まで
【1F】小口崇志展~、シロセカイ、クロセカイ、~
【2F】GITAI ART UNION GITAI-“L” 

1Fでは、独自のアナザーワールドを作り続けている作家、
小口崇志の個展を開催しています。

モノクロームの世界に、浮かんでいる不思議な造形たち。
彼のつくる造形には、観る者を試すかのような、皮肉やユーモアが
織り込まれています。

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写真:"(別)モノ" 2009年 FRP/MDF/木材/ラッカー塗料



2Fでは、擬態美術協会(GITAI ART UNION)の個展を開催しています。

昨年のマキイでの展示、長尺のテープで場の音を拾い延々と流れゆく
TAPEシリーズのインスタレーションが、記憶に新しいGITAI。
今展は、音と光(電気信号)を送り、太陽光ソーラーパネルで受信させ、
まるで、ふくろうが啼いているかのような音を発する装置のほか、
draudio という小さな音が出て、遊べる作品もあります。

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写真:draudio

どうぞお運びください。
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# by mmfa | 2009-09-11 19:57 | 展示情報
2009年 08月 26日
「第2回日米国際作家交流展-Crosscurrent-」開催中

日米の作家による国際交流美術展を開催しています。
これは、日米の作家が、互いに作品を携え訪問し展覧会を開催するという、
作家の視点で発足した展覧会です。

「日本の現代作家をもっと海外へ、海外の現代作家をもっと日本へ-」
美術家の中込靖成さんは、自身のロサンゼルスでの滞在経験をもとに、
この「クロスカレント展」を企画、2007年に第1回展が実現しました。

第2回となる今回は、日本とアメリカより各11名、計22名のアーティストが集いました。

メイン会場となる東京都美術館(現代アーチストセンター展内)では、大型作品を展示。
両会場とも、それぞれのスペースの特徴を生かした、見ごたえのある展示となっています。
ぜひお運びください。

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# by mmfa | 2009-08-26 19:00 | 展示情報