2016年 07月 21日
BODO KORSIG "I am not done!"―展示紹介1





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Hide & Seek 2016
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私のビデオ作品について / ボードー・コーシク

純粋に視覚的な効果でストレス、冷静、黙想を生み出すと同時に、私のビデオ作品は現代の人々を記憶と容赦なく対決させる。
だがそこで感じる憂鬱、本質的な価値の喪失、記憶と潜在意識の過程、そして明白な疎外感は、作品の一面に過ぎない。
本展の作品は、言葉を出せない状態を創り出し人間の素の心と直面してもらうことを目的としている。
時間の存在が停止したところでは、車が一団の怪物となる。胃カメラ検査は原初的本能への回帰であり、エロティックでセクシュアルな存在はポルノグラフィックな願望の達成手段でしかない。思考と感覚を整理しようと日常的に繰り返し誤った経路をたどるうち、人間は環境との結びつきを失い、理解を求めながら心の中でらせん状に回転する。
クローゼットに潜む怪物を探して、今回の展覧会は潜在意識への扉を開く。
見ていただくのは子供の頃の恐怖、現実のような悪夢の恐怖、感染する記憶の恐怖など、私たちの心に抽象的な漠然とした姿でとどまる病のような記憶である。ときにはかすかに宙に浮き、またあるときは壁に掛かった大型のフォーマットで、動画は画面をパラパラとめくって自らを制約の束縛から解き放ってゆく。


ABOUT MY VIDEOS / BODO KORSIG

Along with the purely visual effects producing stress, tranquillity and meditation, the videos produce a brutal confrontation of human memories acquired in modern times.
But depression, the loss of essential values, memory and subconscious processes, and outright alienation are only some aspects of the work.
This work is about the confrontation with the human mind which produces a state of muteness. Cars are mobilized monsters where the existence of time is suspended. Gastroscopy is the return to primal instincts and the erotic and sexual is only a pornographic satisfaction. In the false and quotidian paths where we attempt to organize our thoughts and feelings, mankind loses its relationship with its environment and spirals in their mind searching for comprehension.
In the search for the monster in the closet, this exhibit opens the doors to the subconscious.
It shows us fears from our childhood, living nightmares, and memories that infect, memories which take abstract shapes in our minds like a sickness. Sometimes floating subtly in the space, and other times in large formats hanging on the wall, moving pictures flip and liberate themselves of the bond of their limitations.

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BODO KORSIG video work 「LIBERATION 」
https://www.youtube.com/watch?v=20jKzt-skYs


BODO KORSIG "I am not done !"
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# by mmfa | 2016-07-21 15:43 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 07月 20日
SPECIAL EVENT for BODO KORSIG "I am not done!" 「骨の記憶 a memory in the bone」
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SPECIAL EVENT for BODO KORSIG " I am not done !"
「骨の記憶 a memory in the bone 」
performance by 三角みづ紀 Mizuki MISUMI & 井谷享志 Takashi ITANI
7月10日(日)   5:00-5:30 pm 

すこし前となりましたが、イベント時の写真です。


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BODO KORSIGは、これまでも様々な国で、作家と協同で作品を制作しています。
今回は、詩人 三角みづ紀さんとのコラボレーションにより作品4点が生まれ、現在会場に飾られています。

このライブは、作家同士の友情から、実現しました。





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# by mmfa | 2016-07-20 18:06 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 07月 14日
星晃展「地平線の彼方Ⅵ」-搬入
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時間の進みとともに、記憶の中で、変わるもの、変わらないもの。
メキシコの地で体感した地平線、風景を、日本画で描き続けている星晃さん。
同タイトルで、マキイで6回目となる個展です。
いよいよ、明日より。



星晃展「地平線の彼方Ⅵ」
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# by mmfa | 2016-07-14 18:36 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 07月 09日
BODO KORSIG "I am not done ! "-詩人 三角みづ紀とのコラボレーション作品


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BODO KORSIGは、これまでも様々な作家と 協同で作品を制作しています。

2009年マキイでの個展折は、詩人・美術評論家 建畠晢氏との間に実現した作品が話題になりました。

そして今回、詩人 三角みづ紀さんとのコラボレーションにより、作品4点が生まれました。



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ぜひ会場でご覧ください。



三角みづ紀
BODO KORSIG EXHIBITION "CLASH" 2009
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# by mmfa | 2016-07-09 20:46 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 07月 04日
「骨の記憶 a memory in the bone」-SPECIAL EVENT for BODO KORSIG " I am not done !"
SPECIAL EVENT for BODO KORSIG " I am not done !"
「骨の記憶 a memory in the bone 」
performance by 三角みづ紀 Mizuki MISUMI & 井谷享志 Takashi ITANI

7月10日(日)   5:00-5:30 pm   *予約不要
July 10th Sun. *Reservation not necessary


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三角みづ紀   Mizuki MISUMI
詩人。1981年鹿児島生まれ。大学在学中に第42回現代詩手帖賞、第1詩集で第10回中原中也賞を受賞。
第2詩集で南日本文学賞と歴程新鋭賞を受賞。執筆の他、朗読活動も精力的に行い、
自身のユニットのCDを2枚発表しスロベニア国際詩祭やリトアニア国際詩祭に招致される。
2014年、第5詩集『隣人のいない部屋』で第22回萩原朔太郎賞を史上最年少受賞。
美術館での展示や作詞等、あらゆる表現を詩として発信している。

poet. She received the Modern Poetry Notebook Award (2004). Her first book of poetry “Overkill” was awarded the 10th Cyuya Nakahara Award. Her next collection of poetry won the Rekitei Award for New Comers and the Southern Japan Literature Award. From 2008, she started reading and improvisation performance, she released two music albums. She was invited to the Festival of Poetry and Wine in Ptuj, Slovenia (2012). She was invited to the poetry Festival in Lithuania (2013). Her 5th poetry book was awarded the prize of poetry the most prestigious in Japan (2014). At “JAPAN CUTS,” a Japanese movie festival in New York, she addressed audience on behalf of the director at the screening of “Mother, I’ve Pretty Much Forgotten Your Face,” a doc film in which she makes an appearance (2016). She has published eight poetry books and one novels and one book of picture book. She exceeds a genre and is continuing sending all expressions like poetry.


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井谷享志 Takashi ITANI
パーカッショニスト、ドラマー。チャーリー・パーカーのアルバムでマックス・ローチを聴き、ドラムを始める。
その後、民俗音楽に触れパーカッションも扱うようになる。
既存の領域にとらわれない独自の感覚と幅広い表現力で、国内外の様々なライブ、レコーディングに参加。
舞踏家や映像作家、画家、詩人など、ミュージシャン以外のアーティストとのパフォーマンスや制作も積極的に行っている。
近時の主な活動は、 中原中也賞、萩原朔太郎賞詩人三角みづ紀のプロジェクトで、早川義夫、佐久間正英、三上寛と共演、遠藤ミチロウ奄美群島ツアーに参加。ハワイ、スロベニア、ベルリン、ビーレフェルトにてライブ。氏の監督映画の音楽担当、個展に音源提供。クール・ジャズの重鎮テッド・ブラウンの来日ライブレコーディングに参加。
宇多田ヒカル「Hymne a l'amour ~愛のアンセム~」(菊池成孔プロデュース)のレコーディングに参加。
ジャズドラマー大坂昌彦プロデュース「Novie / Confetto」のレコーディングに参加。
ピアニスト、作曲家藤井郷子の「Satoko Fujii "TOBIRA"」ではヨーロッパツアー、北米ツアー、南米ツアーを行う。ヴィジョン・フェスティバル、バンクーバー・ジャズ・フェスティバル、ブエノスアイレス・ジャズ・フェスティバルに出演。初の自己音源「なんか夢みたい」を発表。自身のソロパフォーマンスでフランス、リールに招致される。


Takashi Itani started playing jazz drums after he first heard Max Roach on a Charlie Parker record. Inspired by the music of Cuba, Brazil and West Africa, Itani also plays conga, bongo, djambe, cajon, pandeiro, framedrum, and Darbuka. His drumming is not confined to currently existing musical boundaries. Using his unique creativity and wide range of performance skills, Itani performs and records tirelessly with a number of bands in a variety of genres.




BODO KORSIG "I am not done!"

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# by mmfa | 2016-07-04 17:42 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 07月 02日
BODO KORSIG " I am not done! " opening live & party
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トランペッター 金子雄生さんの喇叭の響きで オープニングが始まりました。

中国、韓国、日本・・・ 東洋に関心と関わり深いBODO。
民族楽器DONSO N'GONI を、BODOも多いに気に入り、ラストはおふたりの共演も。

此処でのさまざまな出会いを予感させる、7月初日 暑い日でした。




BODO KORSIG " I am not done! "
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# by mmfa | 2016-07-02 16:05 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 06月 26日
「裸形の北風 Naked Northwind」-終了

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「民間開拓によって今の姿がある帯広/十勝は独立独歩のフロンティアの気質に溢れる土地です。アートにもその気風は現れていて、大都市とは異なるアートシーンが展開しています。
層は厚くありませんが、意欲的に、その作風はそれぞれの思うがままに実践されています。そこには風土の自然を対象とする事だけではなく、制作姿勢やその表現方法などのストレートさにおいて「自然」という特徴が見えて来ます。現代アート特有の言い回しに慣れた目には十勝のアートは格別新鮮に映る事でしょう。ローカルなアートシーンについて感じ、考える事は日本のアートシーンそのものを考える事につながっているのです。 (text 白濱雅也)」

今展企画者 白濱雅也さんのステイトメント。・・まさに、腑に落ちた展示でした。
池田緑さん、白濱雅也さん戸張良彦さん、半谷学さん。四人四様の その背景には、広大な空地、長い水平線、風の音、土の香、雪の匂いが透けて在ります。それらは、帯弘にあるよりも、この東京の地に持ってこられてこそ、余計に顕著に感じられたのかもしれません。
「自然、あるがまま、あたりまえ」は、場所をたがえると「プレシャス、貴重」なものになる。ローカリティの稀少さは、そこから「じゃあ、ここでは・・」と考える起点となって。そういう活発な交流が繰り広げられた今会期でした。


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展示紹介-1F
展示紹介-2F
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# by mmfa | 2016-06-26 21:48 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 06月 26日
「裸形の北風 Naked Northwind」―展示紹介1    白濱雅也/戸張良彦
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 3.11以後に原初的な祈りにつながる偶像的な木彫作品を作り始めた。そこで取り組んでいた既製品の形状、彫刻の形状、彩色によるレイヤー構造を絵画でできないかと取り組んだものが今回展示している作品である。
 近代絵画で離婚してしまった具象と抽象、構造と装飾、純粋と通俗などを復縁させつつ、 地と図や色彩の主従関係を解体して水平なネットワーク型に再構築しようと試みているものである。
 そのボキャブラリーとして用いていたうねるようなストライプは偶然にも十勝で巡り会った畑の姿と通じるものであった。そこで、この抽象的な形象の中に風景画的要素を入れることで普遍的な風景画への欲望にも応えられないか試みた。
(text 白濱雅也)






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 十勝は大陸的な土地である。その広大な平野の広がり、延々と続く畑が日本とは思えないものであり、それとともに2000m近くの峰々が連なる日高山脈の存在感に特徴づけられる。そこには青年期の造山運動のエネルギーがあり、地球そのもののエネルギーを感じる場所でもある。
 戸張良彦はその太古から延々と続く地球の生命感のようなものに魅せられて移住し、そのエネルギーを写真で捉えようとしている。
 水平軸を基本構造とするその風景写真はモノクロで要素も禁欲的なまでに切り詰められ、崇高さを強調する。そこにはアメリカのカラーフィールドペインターたちの美意識に通じるものがある。
 一方、デジタルでコントロールされるノイズによる画肌は、現代人の自然への至りがたさ、根源を見失なった事への苛立ちにも似た感情を惹起するものである。
(text 白濱雅也)




裸形の北風  Naked Northwind

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# by mmfa | 2016-06-26 16:41 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 06月 26日
「裸形の北風 Naked Northwind」―展示紹介2  半谷学/池田緑  

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 植物を表現した作品を廃材を集めて再生した素材で作っています。その理由は植物の姿や形や生態が純粋で美しいと思えるからであり、また植物は土から生まれて土に還る様子が目に見えてとてもわかりやすいからです。
 未知の星に生物が存在するか(あるいは過去に存在したか)を知るには、土があるかどうかが重要なことだそうです。太陽系では今のところ地球以外の星に土は見つかっていません。土は植物などの大量の生物が悠久の時をかけて生み出した有用な廃棄物だからでしょう。私が廃材を再生して素材に使うのは「もったいない」という心の働きもありますが、私(ヒト)や廃材(モノ)が土に還る前の少しの時間をアートという新鮮な遊びで共に過ごせることが楽しいからです。
 地球と一緒に遊んでいるという気分になれることが嬉しいからです。そしてそれは、自分が地球の一部にすぎないということを忘れないための戒めでもあります。
(text 半谷 学)





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 北海道には内地と異なる独立性の強いアートシーンがある。池田緑はダイモテープやマスクなどを用いた作風で知られ、北海道の現代美術作家の代表的な一人である。
 一方で池田の初期には新進油彩画家としての別の一面があり、その頃の充実した作品にはその後の道のりの原点があり、芸術的私性がある。重要なモチーフとして現れるジーンズは、池田が自在に操れる言語のようなボキャブラリーであるとともに自由と解放のシンボルである。そして、その背景となるどこまでも広がる青は「十勝晴れ」と呼ばれる冬の十勝の空でもある。
 その後、既成品を用いたヌーヴォーレアリスム的な制作に移行していく。マスクを用いた作品は、その傾向の作品の代表的なもので、当時の環境意識の高まりとリンクした社会的メッセージを内包したものである。
(text 白濱雅也)




裸形の北風 Naked Northwind
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# by mmfa | 2016-06-26 16:32 | 展示情報 | Comments(0)
2016年 06月 22日
「裸形の北風 Naked Northwind」―北海道新聞掲載

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6月20日の北海道新聞(夕刊)に、「裸形の北風 Naked Northwind」の展示情報が掲載されました。
ありがとうございました。
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# by mmfa | 2016-06-22 12:00 | 展示情報 | Comments(0)