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2011年 07月 06日
うつわと家具のグループ展『スープとパン』作家紹介・お薦め作品 2
好評開催中の『スープとパン』より、
作家の紹介と、お薦めの作品をアップしていきます。

今日は2名。森野奈津子さん(陶)、山田春美さん(ガラス)。

森野 奈津子
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クレーが好き、という森野さん。
後ろに掛けてある花器の色合いや感じ・・・ 納得です。

「今回のおすすめは、ふたつあります。技法も2種類。
左側は練り込み、という技法です。
異なる色の土をはりあわせて、模様の板を作り、それを成形しています。
右側は信楽系の土がベース。いろいろな色の化粧土を作り、その上へ彩色しています。
仕上げに内側に黒マット釉がけ」

今回はスープカップにこだわり、製作してみたという森野さん。

この器に何をいれたらいいでしょう。
「まずは、スープ。他に、朝のカフェオレやミルクティーなども」

おすすめポイントは
「見た目より軽いんですよ。美味しいものが、たっぷり入れられるように」

うつわと家具のグループ展『スープとパン』作家紹介・お薦め作品 2_e0184298_21325682.jpg

(価格 各 ¥3,000-)

山田 春美
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オブジェ作品やいろいろな形をつくるのが好きで、その気持ちを活かしつつ、
今回は意識的にうつわにチャレンジした、という山田さん。

「こちらのうつわは鋳造技法。粘土の原型から石膏型をつくり、その型の中にガラス粒を
入れて焼く、という技法です。
焼いて、型を壊して取り出す。石膏型の型肌がガラスに残るので、石膏粉を落とし磨くうちに、
このようなすりガラスの手触りになります」

すりガラスにずっとこだわり製作しているという山田さん。
古民家をアトリエにしているそうですが、そういった環境もあるのでしょうか、作品に
昔からそこにあったような、なつかしい気分が漂います」

この器に何をいれたらいいでしょう。
「フルーツ。自分でも自宅でよく盛り付けます。ガラスに果物の色が透けてきれいです」

おすすめポイントは
「水分がはいると、ガラスにより透明感が出ます。これからの季節にいかがでしょう」

うつわと家具のグループ展『スープとパン』作家紹介・お薦め作品 2_e0184298_21341651.jpg

(価格 ¥6,200-)

うつわと家具のグループ展『スープとパン』
展覧会ブログ:http://daraketen.exblog.jp/

by mmfa | 2011-07-06 16:41 | 展示情報


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