2011年 11月 07日
「"Ach,so!?=あっ、そう!?"2011 Part 1」作品紹介-4
「"Ach,so!?=あっ、そう!?"2011 Part 1」4人目の作品紹介です。

ロルフ・ベルグメイヤ Rolf Bergmeier

「ポストモダン彫刻の中心は “das Eigentliche(the essence of reality)”、つまり
純粋な存在の表現にありますが、それは私が追求するものでもあります。」


「Oil on Wood」
e0184298_13504547.jpg


「私は自然言語から題材を取ります。どの作品もひとつの引用といえます。
選び出した題材を、別のコンテクスト(アートや哲学の)に移し再構築します。
そこから生まれた根茎のような構造は、視点を少しでも変えると構成が変化していくように
見えます。」

「Lead on Wood #2」
e0184298_13595899.jpg


「日本の人々へのオマージュです。
日本人は歴史上3つの甚大な核の悲劇に見舞われ、克服してきました。
鉛(lead)は、放射線を遮蔽する唯一の物質です。」

ドローイング作品「untitled」
e0184298_1423520.jpg

e0184298_1432389.jpg


書かれていることは、作家自身による言葉。日本の芸術と哲学の歴史への考察を中心に
書かれているそうです。
これまで作品を制作することと、理論・学理的な事を分けようとしていたが、今年から
そのふたつが一緒になったということ、その最初の作品となります。

ドローイングでありライティングでもある。ドイツ語の言葉“Zeichnung ドローイング”は、
“word letter 文字叙述”と同じルーツを持っていると聞きました。

ロルフさんが興味を持っていることは、日本の美術。
17~18世紀 啓蒙期に、“nature 自然”の概念が、有用の部分と形而上学部分に
分かれたヨーロッパ。
これに対し、日本美術ではその分離が起きていないのではないかと考えていて、
日本のアーティストはこれとどう向き合っているのかを、ドローイングの中で
問いかけています。

e0184298_1434622.jpg

e0184298_144057.jpg


"Ach,so!?=あっ、そう!?"2011 Part 1
Rolf Bergmeier WEB
[PR]

by mmfa | 2011-11-07 10:00 | 展示情報 | Comments(0)


<< 「"Ach,so!?...      「"Ach,so!?... >>