2011年 11月 17日
「"Ach,so!?=あっ、そう!?"2011 Part 2」作品紹介、二人目です。 SYUTA Syuta MITOMO 社会とアートとの係わり合いをテーマに制作しているSYUTAこと三友周太。 今展では、PHARMACIST(薬剤師)である自身を強く意識し、科学の現象をイメージし 制作されたフォトグラムのシリーズを発表。 「フォトグラムは、印画紙にものを載せ、光(エネルギー)を感光させると陰の濃淡が生まれます。 物理学者レントゲンがX線を発見した際にも印画紙が関与しているといわれています。 今回の展示では、3.11の地震以降に起きた日本の状況を科学的な側面からイメージにかえた 作品を制作しました。風評被害もある中で、冷静に現実と実態を見つめなおして見ることを メッセージの中にこめています。(SYUTA)」 核分裂のしくみ(Fission)~エネルギーの均衡が保たれた原子の様子(ATOM)~核分裂に よって生まれた中性子が他の原子にあたることでおこる連鎖―臨界(Critical)~ヒトの 遺伝子に対する放射能の影響(DNA) までをイメージした一連の作品。 「Fission 分裂」 「ATOM」 さまざな種類のビー玉を使用。透過度の違いによって、浮かぶ像が変化する。 光によって描かれた像の美しさに圧倒される。 「Critical 臨界」 ビー玉とペンライトを使用。露光中にペンライトでドローイングし、光の跡を残したもの。 ライブセッションのように臨場感ある作品。 「DNA」 「Expose 曝露」 「エネルギーは、強さ、距離、時間によって受ける側(曝露する側)が大きな影響を受けます。 強さを感光の際に用いた電球を200W/100W/60W/40W/20W/10W、印画紙と電球の距離を50cm/100cm、 露光時間を0.1~0.5 secと変化させた反応性の違いを表現した作品です。(SYUTA)」 左下にワット数・距離・露光時間が記されている。 同じ光の強さでも、距離と時間がちがえば、像は大きく変化する。 「The last year & New Year」SYUTA EXHIBITION The Last Year & A New Year 9 to 10 SYUTA EXHIBITION 2010 SYUTA EXHIBITION 2011"OEDO"
by mmfa
| 2011-11-17 16:36
| 展示情報
<< 「"Ach,so!?... 「"Ach,so!?... >> |
アバウト
Blog of the contemporary art gallery named MAKII MASARU FINE ARTS situated at Asakusabashi,Tokyo 東京・浅草橋のギャラリー、マキイマサルファインアーツのブログ by mmfa MAKII MASARU FINE ARTS
1-7-7,Asakusabashi Taito-ku,Tokyo 111-0053 Japan
TEL&FAX +81-(0)3-3865-2211 Open hour 12:00-19:00 Last day till 17:00 www.makiimasaru.com 〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-7-7 TEL&FAX 03-3865-2211 12:00~19:00 (最終日17時終了) カテゴリ
以前の記事
ブログパーツ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||