2013年 06月 15日
「向こう側のリズム -呼応する絵画-」、昨日のオープニングとトークの写真です。 作品の前で、5名作家がそれぞれにトーク。 桑原理早 「1画面をひとりの人物で構成しています。 心情的には、不安、退屈など。女性の゛時間”を描いています。」 柴田 碧 「和紙の原料である楮(こうぞ)。網目は繊細でも積み重なると強い和紙になる。 その事と、弱い人間の1日いちにちの堆積が人生になる事と、重なる気がします。」 伊藤志帆 「空き地であった所に、かつてあったかもしれない、もしくは今後あるであろう景色。 窓からの灯りに象徴される人の営みと、無機物を重ねることで、人の生を感じさせたいです。」 佐藤 希 「川は喪失と存在の繰り返し。川底をモチーフに制作を続けています。 自身の中にあるものを探り出したい。」 福岡しの野 「日々電車で会う人をクロッキーし、描きおえた時間を書き留めていると、病院での死亡宣告に似ている気がする時があります。 生と死。そのあいだの時間の中に、電車のこの時間もある。化石化した時間ともいえます。」 展示の主作品のひとつ「gift」。他メンバーへの贈り物とその返礼という形で制作された40点の作品。 今展の企画者、北澤憲昭さん、ゲスト 天野一夫さん。 「互酬」「贈与」というキーワード。他者とのコミュニケーションにおける不可能性と、それを作品化することの可能性。 近代資本主義社会におけるひとつの芸術的試みをめぐるトークが繰り広げられました。 向こう側のリズム -呼応する絵画-
by mmfa
| 2013-06-15 19:56
| 展示情報
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Blog of the contemporary art gallery named MAKII MASARU FINE ARTS situated at Asakusabashi,Tokyo 東京・浅草橋のギャラリー、マキイマサルファインアーツのブログ by mmfa MAKII MASARU FINE ARTS
1-7-7,Asakusabashi Taito-ku,Tokyo 111-0053 Japan
TEL&FAX +81-(0)3-3865-2211 Open hour 12:00-19:00 Last day till 17:00 www.makiimasaru.com 〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-7-7 TEL&FAX 03-3865-2211 12:00~19:00 (最終日17時終了) カテゴリ
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