峰岡正裕展「ヒーローアルバム」－終了

「何度会場を廻っても、常に新しい顔に出会う」と、楽しむご来廊者の声が絶えない会期でした。

年長の、いつも含蓄富む話し提供してくださるお客様が、ふと
「僕は『ヒーロー』は存在しないのがいいと思っている」とおっしゃった。
その方にとっては、ヒーロー」は、怠惰に流れやすく自ら考えようとしない人を助長するための存在と感じられるようでした。
年代によって、「ヒーロー」に対する感受性も、指し示すものも異なる。
そういった発見や 対話が生まれた事も、今回 作品がもたらした事でした。


ヒーロー ～ 怪物 ～ 人間 ～ 自分 ～ ヒーロー？　興味尽きない円環。





賑わった秋好日の2週間が終わります。
ご来廊くださった皆様、ありがとうございました。